将来のビジョンを持って就活を進めましょう!

2021/06/01

将来のビジョンを持って就活を進めましょう! いざ就職活動を始めてもなかなかうまくいかない…
履歴書を作成するのにも苦労するのに、さらに面接まで…

そんな時には、自分の将来に対するビジョンを考えておくと、就職活動を前進させることができます。
将来のビジョンとは、今までの自分を振り返り、就職するであろう企業でどのようなことができるのか、どのようなことをしていきたいのかをイメージすることです。

自己分析から将来のビジョンへ



自己分析から将来のビジョンへ

自分の将来のビジョンを考えるには、今までの自分を振り返る必要があります。
そのため自己分析を行います。将来のビジョンは細部までイメージする必要はありませんが、自己分析なしで考えると内容が薄くなり説得力がなくなります。

これまでの自分を振り返ってみましょう。
小学生時代はどんな教科が好きだったでしょうか。中学時代の部活、アルバイトは何をしてきたか。どのような目標を掲げ、達成するためにどのような努力をしたか。
ときには当時の自分を知る家族や友人にも聞いてみると良いでしょう。
周囲の人にも自分が何をしていたか、どのような印象を受けたか聞いておくと、自分では見つけられなかった気づきがあります。

これまでの自分を振り返った後はどのような仕事をしたいか、どのような仕事であればできそうかを考えます。

例えば27歳までに資格をとり、31歳までに資格を活かしたプロジェクトを進める。など、具体的な計画を立てます。
次に、計画を達成するために必要な行動も考えます。

将来のビジョンは面接にも有効



将来のビジョンは面接にも有効

就職する企業によって、自分の考えた将来のビジョンが達成できる、できないがあります。
自分の考えた将来のビジョンが、働きたいと考える企業の意図にあっているかどうかを確認しましょう。

将来のビジョンは面接でも尋ねられることがあります。
広告代理店で働きたいと言いつつ、一級建築士の資格を取るつもりだと言われても、企業は困ってしまいますよね。

面接で将来のビジョンを確認することにより、どれだけ企業について調べているかを判断することもあります。
面接で応えられるようにするためにも、企業の理念や経営方針にあった将来のビジョンを考えるようにしましょう。
この企業で無いと達成できない理由も付け加えるとさらに良いですね。


将来のビジョンがコロコロ変わらないようにするためには?



将来のビジョンがコロコロ変わらないようにするためには?
せっかく考えた将来のビジョンがコロコロ変わっては大変です。
面接で話している最中に考えが二転三転しては、面接官も不安になります。
しっかりとぶれない将来のビジョンを考えるためにどのようなことに気をつけると良いのでしょうか。

#できることから始めましょう


いきなりハードルの高い内容を考えるのはやめましょう。
現在の自分の状況を把握し、無理のない範囲で少しずつ実現できることでないと意味がありません。
明らかに無理な目標を掲げても、自分が辛くなりますし、面接官に力説しても響きません。

#この企業だからできることを将来のビジョンに入れましょう


他の企業でも実現できるビジョンだと、逆に評価が悪くなる可能性があります。
この企業ならではの将来のビジョンを伝えることにより、企業についてよく調べている。本当にこの企業で働きたいのだな、と評価が上がります。

将来のビジョンとは具体的に何か



将来のビジョンとは具体的に何か
将来のビジョンを考えるのであれば、面接を有利に進められる内容を考えたい!
しかし面接官の印象に残る将来のビジョンとは何でしょうか。インパクトのある内容を話したところで、実現不可能な内容だと信用されないでしょう。

まずどれくらい先のビジョンを描くといいのでしょうか、企業とは関係のないプライベートの目標も一緒に語っていいのか…線引きが難しいところです。
特にまだやりたい仕事や、企業で何をしたいか決まっていない人は考えるのが困難でしょう。
一つ、具体例をご紹介します。

#頼りになる人になりたい


「頼りになる人」と、抽象的内容で驚かれるかと思います。
最初はこのくらいで大丈夫です。この「頼りになる人」が具体的になるように、「頼りになる人」までの計画を立てます。

まず企業でどのような仕事をしたいのか、慌てず着実にできる業務を増やしクオリティも下げない。そうすることにより「この人にお願いすれば、しっかり仕事をこなしてくれる」と頼りにされます。
頼りにできる人がチームにいると安心できますし、自分を頼ってくれたクライアントからの紹介で、新たな契約につながることもあるかもしれません。
また、他社ではなくこの企業だからこそ自分の目指す「頼りになる人」になれるのだと、理由もあげられるととてもいいです。

どうやって「頼りになる人」になるのか、「頼りになる人」になってどうするのかが説明できると、面接官にも響きます。

「頼りになる人になりたい」と同様に、「〇〇できる人になりたい」「〇〇円稼ぐ人になりたい」といった内容でも、計画を立てれば説得力のある内容になります。

将来のビジョンを就職活動に役立てよう


将来のビジョンを考えることは自己分析が必要です。
そのため、自分のやりたいことに気がつくきっかけとなり、さらには面接でも説得力のある内容を話すことができます。
自分の就職活動の方向性を決めるためにも、面接で内定に繋がるアピールをするためにも、将来のビジョンは無理のない範囲でしっかり考えておきましょう。