合否に影響するかも!職務経歴書はPC・手書きどっちが良いの?

2022/08/19

合否に影響するかも!職務経歴書はPC・手書きどっちが良いの? 求職者の業務経験やスキルを確認するために必要な書類、それが職務経歴書です。今はPCの時代となっているので、職務経歴書はPCで作成した方が良いのでは?と迷ってしまいます。大前提として、職務経歴書はPCか手書きか、明確な決まりがあるわけではありません。しかし、どちらを選ぶかによって、面接の合否に影響を与える可能性もあります。今回は、職務経歴書はPC・手書きのどっちが良いのか紹介します。

職務経歴書はPCか手書きのどっち?


職務経歴書はPCか手書きのどっち?

今の時代はパソコンの普及率も高く、履歴書や職務経歴書はパソコンで作成することが多くなっています。ただ、職務経歴書には決まったフォーマットがないため、企業から特に指定がなければ、PCと手書きどちらでもOKです。しかし、どちらか1つを選べというならば、PCでの作成がおススメです。職務経歴書をPCで作成することにより、パソコンのスキルをアピールすることに繋がります。どうしても不安なら、企業に直接確認する方法もあります。「御社が求めるフォーマットはありますか」と相手の意向をうかがう真面目な姿勢が、高評価を得るきっかけになるかもしれません。

PCで作成するメリット


PCで作成するメリット

#PCなら誤字脱字などのミスをすぐに直せる



職務経歴書では、修正液やテープの使用はNGとなります。そのため、手書きの職務履歴書では一文字でも書き損じがあった場合、また最初から書き直さなければなりません。一方、PCの場合は誤字脱字をした際にイチから書き直す必要がなく、その部分だけ修正することができます。また、Wordなどにある校閲機能を使えば、誤字脱字を見逃してしまった場合でも対応できます。致命的なミスがあると内定に影響を与える心配があるので、ミスをすぐに直せるPCは非常に便利でしょう。

#一度職務経歴書を作成すればデータが残る



手書きの職務履歴書は一点ものの為、必然的に応募企業ごとに内容の違う職務履歴書を用意しなければいけません。ただ、PCで作成すれば、基本の職務経歴のデータがずっと残ります。データを保存すれば、後は応募企業に合わせてカスタマイズするだけでOKです。職務履歴書を量産できるようになるので、転職活動の効率化につながります。

#PCスキルを採用担当者にアピールできる



前述した通り、PCで職務経歴書を作成することにより、PCスキルをアピールすることができます。今の時代、どこの企業でもPCを使うことが当たり前ですし、PCスキルは必須スキルとなっています。わかりやすいレイアウトだったり、文章やフォント、行間などを読みやすいように気を使ったりすれば、「パソコンスキルがある」「読みやすいようにしっかり配慮されている」と、好印象を与えることができるでしょう。

手書きで作成するメリット


手書きで作成するメリット

#自分の個性をアピールすることができる



手書きの文字は、その人の性格を表すと言われています。手書きで作成することにより、文字を通して自身の人柄や熱意を採用担当者に伝えることができるでしょう。社会人経験のない新卒採用では、経歴よりも人柄が重視される傾向があります。人柄や素養が重視されるような企業に応募する場合、手書きの職務経歴書の方が、個性が伝わりやすく好まれるでしょう。

#美しい字が書けるなら手書きの方が良い



美しい字が書けると、就職活動の書類選考で一目置かれるようになります。美しい字が書ければ、仕事が丁寧で、気遣いができる、そんな印象を相手に与えることもできるでしょう。字を書くことが得意ならプラスの印象を与えられる可能性があるので、そのような場合は手書きで職務経歴書を作成するのがおススメです。

PCや手書きで作成するデメリットは


手書きで作成するメリット

#PCで作成するデメリット



PCで作成するデメリットに、熱意が伝わりにくいというものがあります。PCの場合、一度作成するとデータが残るため、簡単に職務履歴書を使い回すことができるでしょう。コピーして使い回すと、どの企業にも使えそうな当たり障りのない内容になり、そのような手抜きの職務履歴書は百戦錬磨の採用担当者には簡単にバレてしまいます。PCで作成する場合でも、抜かりなく企業研究や自己分析を行い、部分的にカスタマイズして他のものと類似しないような職務経歴書を完成させることが大切です。

また、PCで作成する場合、レイアウトが整っていなかったり、フォントサイズが適切でないなどの不具合があったりすると、「PCの使用経験があまりないのでは」と判断され、合否に悪い影響を与えてしまう可能性があります。PCの操作に慣れていないならば、手書きで職務履歴書を作成するのが無難です。

#手書きで作成するデメリット



手書きのデメリットは、効率が悪いという点です。応募のたびに1枚1枚書き上げる必要があるので、どうしても時間がかかってしまいます。また、字が汚かったり、字にまとまりがなかったりすると、マイナスの印象を与えてしまうことに繋がってしまうでしょう。手書きの職務経歴書は、効率や読みやすさという点で、PCでの作成に劣ります。字を書くのがあまり得意ではないならば、PCでの作成がおススメです。

職務経歴書は手書き・パソコン作成のどちらでもかまわない


職務経歴書は、PCでも手書きでもどちらでもかまいません。職務経歴書の一番の目的は仕事に活かせる資格やスキルを記載し、「活躍してくれそう」と思ってもらうことです。PCにしろ、手書きにしろ、良い内容の職務履歴書を作成することが大切です。ただ、PCや手書きには、それぞれメリットやデメリットがあります。それぞれの特徴を理解し、自分に合ったものを選択することが就職活動を有利になります。